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キャバクラニュース
2011年12月06日
「カラス族」排除、効果薄く
広島市中心部の商店街で、女性を飲食店従業員にスカウトしたり、客引きしたりする「カラス族」が依然、いなくならない。
広島県迷惑防止条例はそれらの行為を禁止。
ただこれまで活動の実態が把握しにくいこともあり、効果的な運用ができていなかった。年末を機に、商店街などが排除に向けて立ち上がりつつある。
11月下旬の週末、午後8時ごろ。中区の本通り商店街を歩いていた20歳代女性に、ジーパンの男(31)が近づいた。
「バイトしてる? ガールズバーに興味ない?」。付近では1時間余りで、カラス族とみられる男性が約20人、確認できた。
男性たちに聞くと、主に流川・薬研堀地区の飲食店の従業員。スカウト専門会社の従業員もいた。
夕方から午後9時ごろまで商店街の数カ所に立ち、ホステスや客となる女性を探すという。
歓楽街ではなく商店街に立つ理由を、ある男性は「新しい子を探すには、10〜20歳代が多く通る方がいい」と説明した。
商店主たちによると、カラス族の出現は10年ほど前から。
県警は昨年5月、スカウトしたとして同条例違反で初めて男を逮捕した。
市などはそれ以降、一時は人数が減ったとみるが「カラス」の由来となった黒いスーツを着なくなった者も多く、動きを把握しづらい面もあるという。
今年11月24日と12月2日には、中区、広島中央署、市中央部商店街振興組合連合会などが約90人態勢で約1時間、啓発活動をした。カラス族と見られる男性に声も掛けたが、「知らん人に注意されたくない」などの反応。ある男性(38)は「条例は知っているが、どうせ捕まるわけない」と意に介さない。
広島中央部地区環境保全対策協議会の下井良昭代表幹事(64)は街の浄化へ、県警や市との連携を強化する構えだ。
「1、2回ではいなくならない。これを機に定期的に夜回りすれば、世間の風潮が彼らの肩身を狭くし、居づらくなる」と強調している。
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